役員紹介

理事長 四津 里英
「すべての人に皮膚健康を(Skin Health for All)」を目指し、これまでグローバルヘルスの分野において皮膚科医として仕事・活動を行なってきています。開発途上国に行き、多くの人々が皮膚病にかかっているのをこれまで目の当たりにしてきました。しかし一方で、多くが命を奪う疾患ではないため、人々にも、医療者にも日常茶飯事という扱いを受けて、見過ごされることが多く、その間に重症化してしまう患者さんにもたくさん会ってきました。なぜ、もっと早くに診断をしてあげられなかったのか、治療をしてあげられなかったのか。また、皮膚は体内を覆って守っている臓器であり、皮膚健康を保つということは、様々な疾患の予防の観点からも大変重要です。そのような思いが、今の活動につながっています。
私たちの活動は、皮膚病にとどまっている訳ではありません。ありとあらゆる物事はつながっています。きれいな皮膚を保つために、衛生環境を整えること。綺麗な水へのアクセスがあること。特に、皮膚病は目に見える病気のために、社会から偏見・差別を受けやすい病気でもあります。偏見・差別のをなくし、教育を受けられるようにすること。家族と共に過ごせるようにすること。ひとつの「皮膚」という切り口から、世の中を少しでもよくすることを目指しています。
クローバーヘルス・インターナショナルは、医療者と技術者が集まったユニークな団体です。グローバルな課題に、日本の優れたテクノロジーを用い、思いを共にする仲間たちと挑戦を続けています。

副理事長 石井 則久
何処でも仕事ができると医師になりました。現実は身の回りの事に興味を持ち、学生時代は無医村クラブの日赤奉仕団で毎夏、小学校で寝泊まり。医師としては皮膚科医としてスタートしました。 これまで、皮膚感染症、特にハンセン病、抗酸菌感染症、疥癬、アタマジラミ症、性感染症などを専門にしてきました。
開発途上国での健康を考えるときに、「皮膚」は一つの鍵となります。皮膚は、自分で見ることができ、自分で改善できます。皮膚を健康に保つには、衛生教育が必要です。手を洗うこと、清潔な水を飲むこと、小さな一歩を進めることにクローバーヘルス・インターナショナルが動きます。皮膚から全身の健康、健康のための教育、教育から人材育成、国際協力など様々な活動で途上国の人々と仲良く手をつなぎたいと思います。
「健康で元気な毎日を過ごしたい、沢山の友人と楽しい会話をしたい」を、夢で終わらせない。
途上国の人たちの笑顔が好きです。

理事 大石 博子
これまで国際保健に携わる中で、医療へのアクセスの格差を感じてきました。適切な設備や人材のもとに辿りつけていたなら、手当が必要だと判断できる知識があったなら、救えた命もたくさんあったでしょう。
近年では、新型コロナのパンデミックを経験し、世界中で遠隔診療の需要が高まっています。医療アクセスの悪い開発途上国ではなおのこと。皮膚疾患は命に直結する病ではないと言いますが、開発された「e-SkinHealth」システムを通して、これまで見過ごされてきた皮膚病の患者を見出し、早期診断・早期治療に繋がっていくことを期待しています。さらには地域全体の健康の向上に貢献し、たくさんの笑顔に出会えることを願っています。

監事 三上 万理子
心から尊敬している理事長の四津里英先生の目指す「すべての人に皮膚健康を(Skin Health for All)」という概念に賛同し、これまで活動にご一緒させていただいて参りました。
私は横浜市で開業している皮膚科専門医です。副理事長の石井則久先生に若い頃から師事し、日々の皮膚科診療とともに皮膚感染症対策、国際医療に情熱を注いで参りました。医学部を目指したきっかけは小学校から高校まで通っていた聖心女子学院という学舎での奉仕の心の教えがあったからです。多くの患者さんの役に立ち、患者さんに寄り添う医師になりたいと思い医療過疎地や医療途上国で従事することを夢に抱いて参りました。現在では皮膚感染症を専門とし、早期診断、早期治療を目指し活動をしております。また、四津理事長のコメントの通り、診断が遅れたことによる重症化や拘縮・変形などの後遺症を残したことによる偏見・差別で苦しむ患者さんが世界にはまだ多くいらっしゃいます。このようなケースが少しでも減り、正しい認識を学ぶための教育を受けられるような社会になってほしいと心から願っております。
地球全体の環境改善、薬剤耐性対策、人畜共通感染症対策などを含めたワンヘルスの概念はNTDs対策として今後必要になってくると思われますが、私自身のワンヘルスサイエンス学会理事などの経験がクローバーヘルス・インターナショナルの活動に役に立てると幸せであると考えております。

事務局長 髙木 塁太
我々は、世界的な問題であるNTDsに対し撲滅を目指す、有志の医療関係者・国際協力関係者・エンジニアが集った小さな集団です。一人一人の力は小さくても、知恵を出し合い集まる事によって流れを変える波を作ろうとしています。
NTDSは地球温暖化や流通のグローバル化が進む中で、遠く離れた他国の問題では無く身近な問題となりました。日本もこれから高齢化や人口減少により、インフラの劣化・老朽化が進み、NTDsが発生・流行する可能性が考えられます。Covid-19を教訓に、病気に対する正しい知識や診断・治療の記録を集める事は国益としても重要だと思います。
我々が出来ている事は、テレダーマトロジーシステムの開発・運用・改良や診断・治療についてのアドバイスです。現地で実働するスタッフの皆様へ敬意を表するとともに、感謝の意を述べさせて頂きます。

広報担当 三井田 純美子
今回クローバーヘルス・インターナショナルからお話を頂いて、今までは治癒できる病で苦しんでいる人たちがいることを知識では知っていてもどこか違う世界の話のように感じていたものが、身近で現実的なものへと変わりました。ウェブサイトに掲載されていない症例写真も多々あり、とても胸が痛むものです。
私は25年以上マーケティング業務に携わる中、多くの方々に助けられ、様々なシチュエーションでの経験を積ませていただきました。この経験を活かし、会員、支援者の方々はもちろん、クローバーヘルス・インターナショナルの活動にご興味を持って頂いた方に対して、当ウェブサイトやSNSを活用し、より多くの情報をより分かりやすくお届けできるように尽力して参ります。